聞いて下さい、羽毛山の住民の声!
東御市・羽毛山地域の住民から、切実な声が届いています。
東御市の市長はあんな、市民が誰も行かないような山の上(湯の丸)にプールを作っている。それなら、クリーンセンターも、発電所も、みんな山の上に持って行ってほしい。 羽毛山の人間は、これまでずっとクリーンセンターの煙を吸ってきた。なのに、さらに火力発電所の煙を吸わなければいけないのですか!
羽毛山地区には、東部クリーンセンターも立っていて、地域住民は常々そのばい煙にも悩まされてきました。
2018年の11月7日の信濃毎日新聞に、いきなり「木質バイオマス発電所建設が着工される」という記事が出て、羽毛山住民は大変驚きました。
「木質バイオマス発電」などという言葉自体が耳慣れない言葉です。
「木質チップ工場ができるんだろうか?」と、噂していたと言います。
そこに、「木質バイオマス発電を学ぶ会」主催の「木質バイオマス発電って、何?」というタイトルの講演会のお知らせ。
参加してみた住民は驚きます。
「火力発電所が地元に建設される」というこんな重大なことが、ほとんどの住民に知らされることなく決まっていき、どんどん建設されていくなんて!
東部クリーンセンターのばい煙とバイオマス火力発電所のばい煙とが合体して襲ってくると思うと、私たち羽毛山住民は、もう黙ってはいられません。
これが、木質バイオマス火力発電所建設地・羽毛山住民の声です。
東御市の地形からいって、ばい煙は上空に滞留します。羽毛山や田中、八重原地区上空に滞留してから、風に乗って広がります。
西風が吹けば、小諸方面に。東風が吹けば、上田方面に。北風が吹けば、立科町方面に流れるでしょう。
ごみの焼却も心配ですが、木材の焼却だって、心配です。
2011年3月の原発事故の影響はないのでしょうか。東日本の森を放射能プルーム(雲)
がなめていきましたよね。
汚染された木を燃やすと、放射性物質は濃縮されて、100倍、200倍にもなると言いま
す。
いっときかなり心配されたダイオキシンの問題は?
木材が地中から吸い上げる重金属の問題は、大丈夫なのでしょうか?
「バイオマスって、再生可能エネルギーだから良いことなんじゃない?」というイメ
ージで、木質バイオマス発電もとらえていて良いのでしょうか?
木を燃料とした火力発電なんですよ!