木質バイオマス発電

信州の 山なみ見わたす 陽だまりの町・東御市、ここに木質火力発電所ができるって?!

8月24日、「木質バイオマス発電チェック市民会議」が立ち上がりました!

『学ぶ会』から『市民会議』へと 経過説明

 

 「清水建設の子会社が長野県東御市で木質バイオマス発電事業を開始」(信毎2018

 

11月7日)― 市民が東御市の木質バイオマス発電の事業計画を知ったのはこれが最初

 

でした。

  

 私たち生活クラブで出会った4人は、「まず木質バイオマス発電とは何かを学ぼう」

 

ということで、『木質バイオマス発電を学ぶ会』を作りました。

 

 『学ぶ会』は、4月14日、ちくりん舎(市民放射能監視センター)の副理事長の青

 

一政氏を東御市に招き、「木質バイオマス発電について考える」という講演会を開き

 

ました。講演会に集まった市民は、大変なことが起こっていると危機感を持ってくれた

 

ようです。また、5月には、木質バイオマス発電計画を白紙撤回させた飯山市民との交

 

流会を行いました。そして、そのときに学んだことを下にして、6月に再び青木一政氏

 

の講演会を行いました。講演のタイトルは「木質バイオマス発電と環境への影響を考え

 

る」。4月以上に多くの市民が集まってくれました。

 

 また、5月下旬、町中に建設されている火力発電所について、ほとんどの市民が何の

 

説明も受けていないので、『学ぶ会』は、東御市に対して「市民説明会」の開催を要望

 

しました。しかし、市は「地元への説明、周知は行ってきた」「議会の承認を経た」の

 

で、「市民説明会を開催するつもりはない」と回答してきました。

 

 しかし、多くの市民から「何も知らされていない」「市は説明をすべき」との声が上

 

がったので、『学ぶ会』は、7月、市民説明会を求める署名活動を始めました。

 

 また、市民説明会を開催しない理由として、市が上げた「地元への周知」「議会の承

 

認」についての情報公開請求を行い、事実経過を調べていくと、いくつもの疑問が出て

 

きました。

 

 そこで824日、多くの賛同者が集まり、『木質バイオマス発電チェック市民会議』

 

発足させました。

 

 『市民会議』は、共同代表に今村輝夫、川端真由美、斉藤俊雄の三名と、事務局とし

 

て、原沢美香、新井晴美、西山貴代美を選出しました。

 

 『市民会議』は、市民の声を反映させた稼働協定・覚書を結んだり、市民の自主測定

 

行ったりしながら、より安全な稼働を実施するように監視していく活動を行います。

 

また、会議内にオンブズパーソンチームも作り、市民の権利と利益を守るような市政運

 

営がなされているかどうかを見張っていきます。